心に響いた言葉

二つ目のコツは、「あなたがしゃべった」という事実をしっかり言うこと。
ここを遠慮して曖昧にしてしまうと、伝えたいことそのものがあやふやになります。
あやふやになれば、相手はあなたの気持ちを受けとめられなくなります。
 
事実を伝えるということは、相手にとって「イヤなこと」を言わなければならないときもあります。
躊躇してしまう気持ちもわからなくはありません。
でも、だからといっていい顔ばかりしていても関係は深まりません。
相手との絆を大切にしたいのなら、事実を真剣に伝える覚悟も必要です。
 
三つ目のコツは、「私」を主語にして話すこと。
「あなたがこんなことをしたせいで」と話してしまうと、相手を責めていることになります。
責められているとわかれば、相手は聞く耳を持ちません。
責めたいのではなく理解してほしいことを伝えるには、「私はこう感じた」「私はこうしてほしい」と自分を主語にして話すことが大事なのです。