2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧
監督のクリストファー・ノーランは悟っているということを確信した。 この現実は果たして真実か? いや、幻想かもしれないよ、と問いかけられた気がした。 精神世界の真実をエンターテイメントに乗せて、それぞれのレベルで楽しみながら吸収できるようなもの…
悟るためには欲望をなくせというけれど、欲望って未来に向かう力だ。 今に十分満足していれば、欲望をもつ余地はない。 自分を律して欲望を消滅させるのではなく、「幸福感を今手にすること」がその道に繋がるのか・・・。 そのために必要なのは「愛」なんだ…
たとえ相手が受け取らなくても、その気持ちを持ち続けるんだ。 するとあるとき、大きな幸せ感に包まれる瞬間がやってくる。 それは天からの恩恵で、それこそが『癒しの波動』といわれている力だよ。 その結果、自分の心が満たされるので、自分が幸せになるた…
「我々の心を幸せにさせない代表的原因に、他者に対する『恨みつらみ』があるんだ。 相手が大切な人であればあるほど、その感情を持ちやすい。」 「わかっちゃいるんだけど相手を責めちゃうわよね。 相手がいかに間違っていたかを気づかせて、相手に罪悪感を…
イエス、彼らに言う、 「あなた方の期待するものはすでに来ている。明日はもはや存在しない。が、あなたがたはそれを知らない」 「随(かんながら)神」P178
もし今、宇宙から「悟り光線」のようなものが地上に降り注いで、自分の抱える問題が、自分が作り出した幻想だったことにみんなが気づいて、 「過去も未来もなく、生きるとは今を楽しむことだ」 と知ったら、世の中の問題は一気になくなってしまうだろう。 そ…
「その時よ。相手からどう思われるかの恐れを捨てて、その振動に存在全体を委ねてしまうの。 社会や文化から押しつけられた、いっさいを外して身をまかせる。 身体の動きも声も何もかも、抑制してはいけない。 そして体験と一つになるの。 いつも自分を見張…
「とにかく、先のことを考えずに『いま・ここ』の感触に深く入っていくのよ。 十分に深く感じ合えば時間は止まり、ますますお互いの存在の深みに入っていくことができる。 肉体の出会いから精神の出会いに、そしてやがては魂の出会いね。 私たちの存在は、肉…
釈迦が指摘しているのは、物をもつなっていうことじゃないんですね。 もっている物に執着するなということです。 何を手に入れてもいいけど、手に入れた物に執着するなと。 なぜなら諸行無常、変わっていくから、しがみつけば苦しむ。 「一瞬で幸せになる方…
何を手に入れてもいいけれど、手に入れた物に執着すると苦しむよ。 なぜかっていうと諸行無常だから。 変わっていくのは宿命なのに、変わらないでくれって言うのは宇宙の摂理に背いているから、それは苦しいよって。 「一瞬で幸せになる方法」P208
いい悪いを決めた基準はどこから来てますか? それは、その人の過去の経験です。 それは、その人の過去の知識です。 それは、その人の過去が決めているんです。 そうやって我々はすべての新しいいまを、過去の判断からどんどん決めつけていっちゃうんです。 …
最初から僕らは救われているんですよ。 最初から100パーセント護られていますから。 神様にしてみればあなたは自分そのものだから、あなたのことを忘れないんですよ。 あなたが自分だから、とてつもなく愛しいんですよ。 あなたが自分を愛してるよりも、数万…
起きている現実そのものには、ストーリーはないんですよ。 ただ、淡々と起きることが起きている。 人はそれを自分本位にとらえ、自分本位に感情というものを注入して、そしてそこに一筋のストーリーをつくるんです。 こういうことが起きているって説明をする…
「あなたはすでに救われています!」以上! あなたはすでに救われている。 もうすでにゴールに着いてる。 もうOK! 何の心配もいりません。 今あなたの現実に何が起きていようと、もっと正確に言うと、「何が起きていると感じていようと」、いまあなたが、自…
神を見ようと見まいと、神に護られているのは同じだし、自分でそうだと認識しようとしまいと、心の奥底で悟ってることは同じなんです。 だから悟りなんて自慢できるようなものじゃない。 「一瞬で幸せになる方法」P199
当たり前だという事実を、心から当たり前だという事実を受け入れることです。 でもそれをとことん感じると、同時に自分というものはとてつもなく偉大で、時空を超えた「神」「仏」そのものだったんだってわかります。 自分がすべての存在と等しいから、自分…
このいまを迎えるために、今までのすべての過去があったんだっていうくらい貴重なものとして、このいまを味わおうとする。 それを「一期一会」って言うんだよ。 「一瞬で幸せになる方法」P168
社会的に偉いっていわれてる人も、あるいはまったく人から相手にされないような人も、みんな同じ。 一皮むけばみんな同じ。 外側で立派に見られている人のほうがむしろ心の中ではビクビクしている。 守るものが多いから。 むしろまわりから軽蔑されている人…
あなたは何一つ失うことはないからね。 何一つ改善しなくていいからね。 何一つ部分修正しなくていいからね。 だってあるがままで仏陀なんだから。 それが秘訣、ポイント。 さあ、そういうとすごく楽そうだね。 何もしなくていい。 でも僕が言ってる正直にな…
それを超えるってことはどういうことかっていったら、持っていようがもっていまいが頓着しないってこと。 そこに意識がないわけ。 しがみつこうという気持ちがない。 「一瞬で幸せになる方法」P158
大切なのはね、自分に絶対的な権威があるんだと、自分の中に最高の徳、最高の善がすでに備わっているんだと、その前提に立つこと。 「一瞬で幸せになる方法」P152
絶対的な権威が自分にあれば搾取されない。 搾取というのは、あなたに権威を与えないということが前提だから。 搾取するためには、あなたよりも私たちのほうが真理に近いと思わせなければならない。 「一瞬で幸せになる方法」P150
もしキリストや釈迦がいて、すべての問題が消えるんであれば、二千年前、二千五百年前に人類の問題は解決していたわけ。 でもそうじゃない。 彼らにできるのは道を説くことしかないわけ。 「一瞬で幸せになる方法」P148
人は見たいように見るから、したがって外側から仏陀を発見することはできないの。 ロシアの小説、ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」の中にも、そういう一節が出てくるよ。 もう百年前の話だよ。 百年前にも、キリストがもう一回再誕したらいいねって…