心に響いた言葉

本音を伝える訓練をする。
 
「事実」→「自分の気持ち」→「相手に対する自分の希望」
 
この順番で話をしてみるのです。
 
たとえば、他人に絶対にしゃべらないだろうと安心して話したことを、相手が話してしまったとします。
そのことに傷つき、がっかりしてしまった。そういう気持ちを伝えるときは、次のように伝えます。
 
「私はあなたを信頼して安心して話しました。けれどあなたが他人に話してしまったと言うことを聞いて、私はとてもイヤな気持ちになりました。がっかりしてしまいました。私はあなたを信頼しているので、私が大事だと思っていることを、あなたにも大事に思ってもらいたいのです。」
 
この伝え方のひとつ目のコツは、何よりもまず「自分の気持ち」をしっかりつかむこと。
相手がどうのと責めるのではなく、自分がどう感じたのか、どうしてほしいのかを整理します。
ここでは「イヤな気持ちになった」「がっかりした」「自分にとって大事なことを大事にしてほしい」の3つになります。