仙台すぴこん道中記 その1

仙台は初期型のプリウスがたくさん走っていた。
雪が少ないから普及しているのだろうか。杜の都ということもあり、環境に敏感な人が多いのかもしれない。うれしくなった。
プリウスの欠点は、高速道路の燃費が落ちることだ。普段リッター25キロは走るのだが、高速道路では22キロぐらいに落ちてしまう。まだまだ改善の余地はある。
山川さんの講演で、欲しいと願ったものは、自分が創り出さなくても、それを感じた誰かが作ってくれると言っていた。環境への意識が高まると、もっと環境にいい車が出てくるのかもしれない。

そういえば、最近空飛ぶ車のことを考える機会が多い。
SF映画では当然のように車が空を飛んでいる。
そして、未来世療法によれば、アトランティス時代にも空飛ぶ車があったという。だとしたら、生きている間に乗ることも可能かもしれない。考えただけでもワクワクする。

仙台すぴこんの帰りは、ガソリンを入れてから、cocoroさん主催のキャンドルナイトに参加する人たちを一目見ようと、旭ヶ丘駅へ向かった。
cocoroさんのブログに、参加したいなあという一言を書き込んだのだが、その後、cocoroさんがいろいろ手配してくれていたのだった。しかし、家を出たあとだったので、そんなことも知らないまま、すぴこんに参加していた。
でも何か気になっていて、すぴこんの会場をあとにするときも、何かをやり残したような、後ろ髪を引かれる思いがあった。

旭ヶ丘駅には、ちょっと早めに着いた。しかし、車を停める場所がなく、そのときは参加できるとは思っていなかったので、あきらめて温泉を探すことにした。

何となく向かった富谷町のニュータウンで、道が円状になっており、その中心点に何気なく行ってみると、すごく立派な白い建物があった。アーセンティア迎賓館という結婚式場だった。

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その隣のコンビニで夕ご飯を食べたのだが、そのあとちょっと散歩しようと車を降りたときに、花火が打ち上がりだした。
どうやら、その結婚式場で打ち上げた花火のようだった。
すごく豪華で、ちょっとした花火大会のようだった。
すごいタイミングで綺麗な花火を見ることができた。
式を挙げている新郎新婦だけではなく、自分も祝福されている気がした。
実際、不思議なことに、カーナビで、ちょうどここにマークがしてあった。以前ここを通りかかったときに自分でつけたのだろうが、全く記憶にない。しかも、偶然やってきたらマークがあるのを発見した。マークを目指してやってきたわけではなかった。

式場の向かいに、これまた立派な温泉があった。
湯ったり苑というところで、中にはレストランもあり、クロレラの湯や、壺風呂なんかもあった。露天風呂に入っていると、またしても花火が上がった。2度見ることができた。
これでもかという天からのサービスに、感謝した。

お風呂に入ってさっぱりしたところで、やっぱりキャンドルナイトのことが気になり、もう一度旭ヶ丘駅に行ってみた。しかし、帰宅する車で混雑しており、時間も過ぎていたのでとても見つけるのは無理だと思い、帰路につくことにした。

とりあえず、松島方面に向かって走り出した。山側の道を通った。海へ抜ける途中に、新興住宅地があり、まだ家が建っていないところがあったので、今晩はここで車中泊することにした。
ここなら族も来ないし、安心して眠ることができるだろう。