仙台すぴこんにて

自分に準備ができていないと、マスターが目の前を通っても素通りしてしまう。逆に、準備ができたときには、地球の裏側からでもマスターはやってくるという。そういうことを感じたすぴこんだった。
今回は、シンクロニシティの波に乗り損ねた気がした。
チャネリングをしてくださる人がいたが、いざ目の前にすると、未知なるものに対する恐れや警戒心が出てきてしまった。
本では読んで知っているつもりになっていても、いざ自分がとなると、また違ってくる。自分はほんとに知識だけしかないということを実感した。体験がほとんどないのだ。
自分が空っぽになったような感じがした。
チャネリングで、聞きたいことは?と問われたとしても、どんな問も空虚な感じがして、何を聞いたらいいのか分からなくなってしまった。
そして、直観で選ぶといいと山川さんは言っていたが、恐れや警戒心があったせいか、どの人がいいのか分からなかった。

たまたま声をかけてくれた人のところで見てもらったが、実感としては何も感じなかった。もし本当に変化があったとしても、分かるのは少したってからなのかもしれない。
ハンドヒーリングもしてもらったが、頭頂部があたたかくなるのを感じただけで、他は特に変化を感じなかった。感覚が鈍感なのだろうか。
でも、その後体調がいいのは確かだ。
自分の理解能力を超えたものに対しては、どんなにすごい人が目の前にいても、分からないのかもしれない。

普段いかに流されているのかということも感じた。流されるのと、流れに乗るというのはまた違うのかもしれない。流れに乗るには、自分の直観をとぎすませ、常に選択していかなければならないのだろう。直観がなまってしまっているのかもしれない。

山川亜希子さんの講演会は、すばらしいものだった。
上司からつらく当たられたりしても、すべては自分が創り出しているという話は、自分に語りかけられているように感じた。
知識として、すべては自分が創り出しているとは知っているのだが、そのことを今の人生で本当に理解することができるのだろうか。でも、繰り返し言われることによって、おぼろげながら、そうかもなーと実感できることもたまーにある。いろいろ体験して、真理を思い出し、また体験するというサイクルを繰り返すことによって、ちょっとずつ分かっていくのかもしれない。
今いるところの不満と同じものは、自分の中にもある。自分も同じものを持っている。そしてそれをクリアできていないから、現状から飛び出せないでいるのかもしれないと思う。
それにしても、山川さんを見ると、安心感がある。それを感じただけでも、十分だったのかもしれない。