本「人生生涯小僧のこころ」

「はい」と素直に返事をするのに、10年かかる。
唯一残った苦手な人を受け入れるのに、20年かかった。

大峯千日回峰行という、往復48キロ、高低差1300メートルの距離を1000日歩き続ける修行と、四無行という、9日間、食べず、飲まず、寝ず、横にならず、という修行をやり遂げた方が、そのように言われるということに、ものすごい重みを感じた。

日常に修行はある。