心に響いた言葉

世の中には、自分が不愉快になったことや、つまらないと思った映画や、嫌いな音楽や本などについて、悪口を言ったり書いたりするということが、しばしば見られます。
しかしながらこれは、自らを欲望と怒りによって汚染し、醜くする行為にほかなりません。
それよりは、好ましく思われるものを取り上げて、その美点を記す方がずっとよいのです。



「批判をしない」というのは、怒らないよりも難しいかもしれない。
間違っていると思っていることは、世の中探せばたくさんある気がする。
自分の認識は自分のフィルターを通した一種の幻だと割り切ることが必要なのだろうか。
どうせ幻だったら、よいことに焦点を当てた方が楽しいに決まっている。
しかし、よくないことに意識は行きがちだ。
そこで、楽しいことに意識を向けるトレーニングが必要になる。
これこそ努力して取り組むかいのあるものだ。
いろいろ工夫してやってみよう。