95点 映画「パッセンジャー」

久しぶりに見応えのあるSF映画を観た。

開拓地を求めて120年間の旅をしている宇宙船。
乗客はコールドスリープに入っているのだが、隕石の衝突の事故により、あと90年ほど残して一人だけ目覚めてしまう。
そして再度コールドスリープできなくなってしまう。
孤独に耐えきれなくなった主人公は、迷ったあげく、一人の女性に恋をし、彼女を目覚めさせてしまう。

二転三転するストーリー展開で、人間の弱さ、強さ、愛を、いろんな角度から考えさせてくれる。

弱いところがあってもいい。間違ってもいい。

そして、危機は、凝り固まった意識をぐるっと変えてしまうチャンスでもあることを感じた。

どんなことが人生に起ころうと、受け止め、受け止めきれないときは時間に癒やされながら受け流しつつ、肯定して生きていきたいと思った。