75点 映画「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」

老いと死がテーマだと感じた。
主人公は若返っていくのだが、最初の舞台が老人ホームで、どんどん若返っていくので、若返りがさらに引き立つ。
振り返れば、人生あっという間なのかもしれない。
あの世には何も持って行けない。
この世でいろんな事を経験するだけだ。

結局ひとりで死んでいくのだろうが、それでも愛する人がいるというのはいいものだ。
自分がどんなになっても優しく受け入れてくれる存在は、何にも代えがたい。
何にも負けない愛があれば、それだけでいい。
でも、なくても、「生きた」というだけでいい。