本「今を楽しむ ひとりを自由に生きる59の秘訣」

著者の矢作さんは、独身なのだが、おそらくよっぽどまわりからいろいろ言われたのだろう。
前半では、ひとりで生きることについての言い訳?的な文章が並ぶ。

男でさえ、ひとりだといろいろ言われるのだから、女性ならなおさらだろう。
本人は別になんとも思っていなくても、いろいろ言われるのは結構なストレスだろうと思う。
そんな気持ちがにじんでいた。

その、なんとも思っていないですよ、ということを言えば言うほど、言い訳的に聞こえてしまうのが、損だと思う。

最後の方で、いいことが書かれてあった。
人は結局死ぬときはひとりだし、どんな死に方であっても、孤独死だろうと、あの世に行けば関係ないし、大丈夫。 

もし自分がひとりになったとき、今と全く違って捉えられる本になるのだろう。
覚えておこうと思う。