本「まっかなトマト」

黒斎さんに紹介されて、何年か前に買っていたのだが、下の娘が読んでいた。

表紙に「トマト」という字があるのだが、よく見ると「愛」という字で埋め尽くされていて、娘は、すべてはまさにこれのことだね、と言っていた。

今まで気づかなかったので、びっくりした。
もう一度読み返してみた。

初めて読んだときはさらっと読んでしまったのだが、今回は心にじんわりと来た。

すべてのものやサービスは、誰かのおかげで成り立っている。
それは人のため、人の役に立つためということで、誰かが働いてくれたおかげだ。
つまりそれは「愛」だ。

愛に囲まれて生きていた。

お金は、愛の交換手段ということか。

もし有り余るお金があったとしても、自分のやりたいことで世の中に貢献できればうれしいと思った。