オツベルと象

CNNで、アフリカでハンターが、撃たれた象の下敷きになったというニュースを見た。

その直後、娘が、宮沢賢治の「オツベルと象」っていう話が面白いよ、と言ってきた。

早速、キンドルで、無料になっている「オツベルと象」を読んでみたが、今回のニュースと似ていた。


この象は、労働者を象徴しているのかもしれないと、ふと思った。

はじめは自由意志で働き始め、働くことに喜びも感じているのだが、知らない間に鎖に縛られ、奴隷のように働かされ、疲れて抜け出せなくなってしまう。