「幸せになる勇気」

この本の感想を書くことは、なにか完璧に書かなければいけないようなプレッシャーを感じる。
結局みな自分の視点からしか見ることはできないのだから、今の自分の素直な気持ちを書けばいいのだろう。

共同体感覚、自己中心性からの解放。
究極、自分はいない、ということが、幸せにつながるという、精神世界との共通点を感じた。

自分からの解放は、他者を愛することによってなされる。
他者を愛することによって、自立する。

自分の幸せだけを目指すのではなく、他者の幸せを目指すだけでもない。
自分を含めたみんなの幸せを目指す。

ゆえに、貢献感も幸せにつながる。
そして実は、存在しているだけで、貢献している。
それがわかるには、わたしたち、という視点が必要。

精神世界では、自分はいない、を実感するには、ハプニングが必要だと自分は認識しているが、
アドラーは、他者への尊敬、愛をもって、自分を超えていくという道を示している。
ハプニングを待つ間、チャレンジしてみるのもいいかなと思った。