心に響いた言葉
大きな流れ、それは宇宙の流れであり、全体を運んでいる大いなる意志の流れです。その流れを「ダルマ」と言います。
過去の記憶、過去の様々な経験の痕跡、それによって作られたこだわりや条件付けがカルマです。
目の前に幸せな状況が現れているのに、どうしてもそこに手を伸ばせない。
自分には幸せはふさわしくない、自分はがまんして犠牲の人生を歩むのがふさわしいと感じてしまい、ダルマに乗ることができない。
そのような低い自己評価も、カルマが原因になっている場合が多いのです。
せっかく愛されているのだから、その中に入っていけばいいのに、なぜ逃げ出したのか理解できなかった。
太宰治は、かなり生きづらい世界の中に住んでいたのだろうと思う。
だれしもそんな部分を持っているが、その極端な生きづらさに共感し、癒やされる部分もあるような気がする。