心に響いた言葉

必死に「何者かになろう」と、その方法を模索し「存在全体からの分離」を望むのが自我の最大特性。
しかし、もともとが「何者でもない存在」なんだから、どうあがいても「何者か」になることはできない。
この不可能なことにチャレンジしつづける「空回り」こそが、釈迦の言う「ドゥッカ(苦)」や、イエスが説く「原罪(的外れ)」だ。

「あの世に聞いた、この世の仕組み」P203