心に響いた言葉

富や力のみを求める段階から、現実世界に起こる物事が自分の考えや思いによるものだと気づく段階、さらに、自分自身の中に人生の目的が隠されていると知り、心を通して大いなる慈愛や宇宙の英知につながろうとする段階、そして最後は、大いなるものに守られていることを確信し、この世はすべて幻だと認識した上で、目に見えるものに惑わされずに、人生をゆったりと落ち着いて愉しむ段階・・・。
ひとりの少年の旅を通して、人類の覚醒の段階がイメージで理解できる点においても素晴らしい作品だと思います。

「夜明けの子供」訳者あとがき