「巌窟王」全12巻

無実の罪で投獄されたエドモン・ダンテスが、復讐する物語。
復讐は何も生み出さないし、自分にも苦痛を与える。
最近「無実の罪」と「復讐」というキーワードにシンクロしている。
無実なのに投獄されるというのは、誰にでも起こりえることなのかもしれない。そういえば、奥田英二も前世で無実の罪で投獄されたと、オーラの泉でいっていたっけ。
誰も信じられなくなるだろう。復讐したくなるだろう。
実際そんな目にあった人でないと、その気持ちは分からないだろう。
なぜそんな目に遭ってしまうのか。そういうとき、どうしたらいいのか。
いまの自分にできるのは、無実の罪をかけられることがあるということを認識して生きていくということか。
そして、平和に生きていけることに感謝すること。
小さな誤解を許すこと。