心に響いた言葉

頭でレッテルを貼らずに、自分の感情に、意識のすべてを向けるのです。
心の中にはいるときには、かなり注意が必要です。
最初、そこは、真っ暗でおそろしい場所に思われるからです。
きびすを返してそこから逃げ出したい衝動に駆られても、ぐっとこらえ、観察し続けましょう。
悲嘆、恐れ、恐怖、孤独、そこにあるものがなんであれ、それを感じ続けましょう。
気を抜かずに集中し、「いま」に在りましょう。
全身の細胞すべてでもって、「いま」に在りましょう。
こうすることで、暗闇を光で照らしているのです。
これが意識の炎です。

「さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる」P295