「魔法の学校」を読んで

自分の現実はすべて自分が創り出している、というのは、精神世界でよく言われることだが、「魔法の学校」では、世界も含めて、自分の現実をすべて自分が創り出している、と言っている。
そういえば、「なまけ者のさとり方」に、自分の現実で受け入れがたいものに遭遇したときは、無関心でいられるようになるまで目をそらしてはいけない、というようなことが書かれてあった。(今ちょうどその本を開いたら、まさにその部分が出ていた・・・)
そして、自分が変われば、現実も変わっていくのだという。自分が進歩すれば、戦争がなくなったりするというのだ。しかも、現実はみなが共有するものではなく、個人個人で違った世界もあり得るのだという。多次元なのだろうか。
霊界は確かにそうなっているのだと聞いたことがある。自分が思ったとおりの世界を経験し、思った通りのことが起きる。思った瞬間にその場所に行くことができるし、会おうと思った人にも会える。
それが、この3次元世界でもあり得るのだろうか。
肉体がなくなった世界がそうなら、この3次元世界でもあり得るのかもしれない。肉体は魂の乗り物だからだ。
結局全ては自分に帰する。運命も何も、自分の意識がすべてを決めているし、それは自由なのだ。
遠回りをするのも、間違いをおかすのも、すべて自由意志に任されている。
そして、自由意志を尊重するために、他から干渉されることはない。だからこそ、自分自身で気づかなくちゃいけない。
今回のエンリケバリオスは、ちょっと威圧感があった。ただ読み流すのは許されない気がした。
そろそろ、実際に生きなければならないと思った。