トトロの木行脚 ２日目

１日目は、山城屋という旅館に泊まった。
斎藤茂吉ゆかりの旅館だそうなのだが、とても掃除が行き届いる上に、花も生けてあって、気持ちのいいところだった。

廊下にあった照明も素敵だった。

今日のメインは、山寺だ。
子連れで登るのは大丈夫かと思い少し躊躇したが、妻がけっこうやる気だったので思いきって行ってみた。
かなりの長丁場を覚悟したのだが、思ったよりはすんなり頂上にたどり着くことができた。
でも、さすがに汗は噴き出した。ずっと車に乗っていたので、いい運動になって気持ちよかった。
展望台からの眺めはよかった。これだけの高さをよく登ったものだと思った。人間の足はなかなかすごい。

矢印のところがその展望台。

展望台からの眺め。

山側の眺め。

展望台では、ちょうど景色が見えるところに座り込んで、長時間陣取っている人が何人かいた。マナーが悪いなと思った。そういう人は悪い顔をしている。
でも、人を裁いても仕方がないと思っていたら、後ろを歩いていたカップルの女の人が、「小さい子を連れてくるなんて信じらんない」と言っていた。人を裁くと裁かれるということか。人にはいろんな感じ方があるものだ。
裁くのではなく、それぞれがそれぞれの思いを感じていればいいのかもしれない。

山寺を後にして、山形市内をちょっと車で流した。
公園が充実していて、無料駐車場があるのがいい。

２泊目の蔵王近くのホテルへ向かうために、山形道の脇を通る一般道を通ったのだが、道が狭くてくねくねのすごい峠道だった。
他の車は山形道にみんな入っていったので、おかしいなとは思ったのだが、有料でも山形道を通りたくなる。通っている車は、ほとんど県外ナンバーだった。

ホテルが近くなると、雨が降り出した。山寺ではちょうど晴れてくれていたので、またしても導かれたと思った。