トトロの木行脚

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トトロの木を見に、山形へ出発した。
目指すは鮎川村。
ネットで検索して、カーナビにセット。便利な時代だ。

高速に乗ってすぐ、気がつくとパトカーが後ろにぴったりくっついていた。
雨のため80キロ制限だったのだが、+αのスピードで走っていたので、焦った。
完全に捕まったと思った。仕事のことが頭をよぎった。厳重注意となるのか!?
あからさまにブレーキを踏んで、いつでも停車できる体制に入った。
しかし、パトカーは、サイレンを鳴らすわけでもなく、パッシングも止めて、後ろをじっとついてくる。
完全に覚悟を決めていたのだが、いつまでたっても行動を起こさない。
そして、しばらくたった後、追い越していってくれた。
警察官の方々はじっとにらんでいた。私は感謝のおじぎをした。
全身の力が抜けた。助かったー。
やはり何かに守られているとしか考えられない。しかし、それに甘えすぎてもいけない。
警察の方々、そしていつも守っているエンティティよ、ありがとうございました。

その後は安全運転で行った。
あいにくの雨模様で、しかも出発が遅かったので、見ることができるか心配だったが、着いてみると、ちょうど晴れ間が出てきて、あたりが明るくなってきた。
またしても導かれた。

トトロの木は、てっきり2本の木が並んで立っているのかと思っていたが、根元を見てみると、1本の木からなっていた。

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しかも、すごい迫力のある幹だった。トトロというイメージからは想像できないほどの荒々しさを感じた。雪の多い山形では、よほど強くなければ生き残れないということなのだろう。

そのあと旅館に向かったのだが、予約した19時にだいたい間に合って着くことができた。
ほんとうに導かれた1日だった。

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