わたしたちは、生まれてからまずは自我を形成していきます。
自我というのは「わたしがいる」という『思い込み』のことで、実体を持たないのですが、どういうわけかわたしたちは架空の自我を設定し、架空の世界を形成して生きるようになっている。
まあ言ってみれば、そういうふうにプログラムされているわけです。
「ない」ものを「ある」かのように生きなきゃならないですからね。
自我は固定化、安定化を求めるわけです。
わたしたちはこうして「思い込み」とか「
固定観念」を持つようになります。
それが「世界」を構成していきます。