「何もしない」ということ

雲黒斎さんの、わかりかけのRadioを聴いた。


何もしない、ということが、現実という幻想から距離をとらせてくれ、没頭しすぎて疲弊している魂を休ませることができる。

ゲームに熱中しているのは楽しいが、全く休まないでそれだけを続けていると、さすがに疲れておもしろくなくなってしまうのと似ている。

何もせず、距離をとって休息するというのが、この現実世界でも大切だ。

それは瞑想も含まれる。

しかし、瞑想以外で、「何もしない」ということは、何か時間がもったいないような気になってしまう。
せっかくの連休に、どこにも行かないような。

「何もしない」ということが、キリスト教安息日で定められているほど、「何もしない」ことは大切だと、悟った人は知っていた。

「何もしない」ことの大切さを心の片隅に覚えておこうと思った。