心に響いた言葉
先行きの不安を訴えてくる人には、僕はこんな魔法の言葉を伝えます。
「心配しなくても惨めな人生になるから」
受験前の子どもをもつお母さんが、「うちの子、大丈夫でしょうか。心配なんです。合格できるでしょうか?」と不安を訴えたとしましょう。
よくあるケースです。
そのお母さんへの魔法の言葉は、
「心配しなくても落ちますから」
さらに、「大丈夫、落ちますから」と、もう一回言う。
で、そのお母さんは笑っちゃうんです。そして手を振りながら、「そんなことありません、絶対受かります!」と言う。
ここで、「笑う」というのが大事なポイントです。
笑うと心がポンと緩みます。
すると落ちたらどうしようという恐怖がスッと抜けていくのです。
そして、「そうか、落ちるときは落ちるし、受かるときは受かる」。
どちらの結果も受け入れられるようになる。
もう、どちらに転んでも大丈夫という覚悟ができるのです。