95点 映画「ブレードランナー2049」

雰囲気が最高だった。
SFは、雰囲気を出すまでが大変だ。
そのために、膨大な予算と、才能が必要になる。

命の大切さ、生まれることのすごさを感じさせられた。
太古の昔から、途切れることなく命が続いて、奇跡のような繋がりの上に自分が存在しているということを改めて感じた。

映画「her / 世界でひとつの彼女」の要素も入っていた。

人工知能だろうと、人造人間だろうと、すべて「命」でいいのではないかと思った。 

SONYが提供だったが、SONYが以前作ったロボット犬AIBOを、本当のペットのようにかわいがり、愛した人々が多かったという。
そういうAIBOは、壊れてもお寺に預けられて、大切にされている。

人造人間も、差別するのではなく、愛でつながることができれば、また新しい世界が広がっていく気がする。


人類を創ったというアヌンナキは、どんな思いで人間を見ていたのだろうと思った。