からの竿燈まつり
唐松神社からの帰り、そのまま帰る予定だったのだが、ふと秋田市内を通ってみたくなった。
すると、交通規制があって、何かの祭りらしいことが分かった。
せっかくなので、ちょっとだけ見たいと思ったのだが、駐車場がどこにあるのかも分からないまま、なんとなく勘でぐるぐる回っていたら、競技場のところに空いている駐車場を見つけた。
見つけたというよりは、導かれた感じだった。
そこから、とりあえず交通規制がかかっている大通りの方へ歩いて行くと、たくさんの出番を待つ竿燈があった。
竿燈まつりは見たことがなかったので、ワクワクした。
しばらく待っていると、一斉に竿燈があげられた。
竿燈は、あげたまま練り歩くのかと思っていたら、その場で、頭にのせたり、腰にのせたりして、いろんな技を繰り出し、何人かで交代しながらやっていた。
倒れる竿燈もけっこうあって、それがまたスリリングでおもしろい。
観客の方に倒れることもあり、しかし、観客席の方にはロープが張っていて、そこに引っかかるようになっていた。
人が常に力を出しながら、時に失敗もしてやっている姿がよかった。
いいものを見させてもらった。
県庁が開放してあり、トイレを使わせてもらった。立派な建物だった。
やはり、どんなことでもいいから、ふとやりたいと思ったことをやると、導かれるような気がする。