映画「うまれる」

また書こうと思っていたら、1ヶ月近く経っていてびっくりした。
時が経つのが早く感じる。


先日「うまれる」という映画が無料上映されていたので観に行った。
様々な立場から「うまれる」ことについて描かれていた。

子どもの頃虐待されていた人が、親になることに迷いつつ出産する。
障害を持った子どもがいる人。
出産直前にお腹の中で子どもがなくなった人。
子どもが授からなかった人。

普段の会話では聞けない、生の辛さ、喜びが伝わってきて、涙が止まらなかった。
いろんな立場で、いろんな苦しみを抱えながら、みんな懸命に生きている。
比較する必要はない。
そして、どんな状況でも罪悪感をもつ必要はない。
いっときはそんな状況に陥ることもあるかもしれない。
でも、必ず乗り越えられる。
自分の今いるところを受け入れることが、すべてへとつながっていく気がする。
まずは今の自分を受け入れることからはじめよう。
そう思わせてくれた映画だった。

人とのふれあいを大切にするために、あえて自主上映にこだわっているとのことだが、人とふれあうのが苦手な孤独な人にこそ観てほしいので、ぜひDVD化してほしいと思った。

とにかく人と比べる必要はない。