心に響いた言葉
仕事を楽しめている人が、それをするのは実は楽なんです。
仕事のある人が、仕事できることは実は楽なんです。
しない人、できない人の方が何倍も大変なんです。
その大変なことに挑んでいるその人を、応援こそすれ働いてない、なんてのは無礼です。
と言いますのも、宇宙のすべての存在は繁栄・拡大・発展するようにできているのです。
それに逆行すると、苦しみが生まれますが、でもそうできる自由もまたあるわけです。
発展する自然な流れに逆行することは、実はものすごく 「エネルギーの要る行為」 なのです。
そもそも空意識は、喜怒哀楽・人が幸せと呼ぶものから不幸と呼ぶものまで、すべてを味わい尽くすためにこの三次元ゲーム世界を開いたのです。
本来たったひとつの存在でしかないワンネスが、無数に分裂しそのひとつひとつに、独特の使命を与えた。
それがそれぞれの体験をし、感情を味わい、それをワンネスにフィードバックすることで、この宇宙のすべての感情と体験をコレクションしようとしている。
ゆえに、頑張れない・働けないという方がいるということは、ありがたいことなのである!
自分がやっていない役・自分の分担ではない部分をその方が代わりに演じてくれているのである。
クラスで劇をすることになり、役決めの時乞食の役だけが最後まで残る。
誰も、すすんではやりたがらないからだ。
でも、最後に誰かが引き受けることになる。
そして誰かがよし分かった、やろうと言ってくれたら、あなたはその人物に感謝しないだろうか?
その人物以外のクラスの皆も、やはり感謝して 「ありがとな」 と言うだろう。
そして、その人物が乞食の役をやる上で助けになることがあるなら、喜んでするだろう。
世の中で、鬱と言われる状態にある人・引きこもっている人・働く勇気が持てない人はー
必死に、人としては最高につらい (それも幻想ですが) 最大のミッションに挑んでいるのだから、深夜の勉強に挑む受験生に、母親が 「頑張ってるわね~」 と夜食にラーメンを持っていってあげるように、問題なく働けている私たちが、そういう人たちを応援してあげればいいではないか。
具体的な生産性、というところばかり狭い心で見るから、腹が立つし不安にもなるのである。
あいつは甘い汁を吸っている、という楽しくない思考になるのである。
実は、あんたなんかよりもずっと、働かざる者のほうが必死に生きている。
働かざる者は、命がけで働いていないのである。
寝込んでいる者は、命がけで寝込んでいるのである。
そのことを、私たちは忘れるべきではない。
だから、私は恐れずもう一度宣言する。
働かざる者、食べてちょーだい!