木村秋則氏講演
自然農法を実践している木村秋則氏の講演会に行ってきた。
ホンモノであることを実感し、自分もこのような農業をやってみたいと思った。
以下抜粋を載せます。
・雑草の根が硬盤層を壊してくれる。
・硬盤層の下には4000年分の養分が眠っている!
・雑草の生態がすべての手本。人はお手伝いするだけ。
・リンゴの葉に穴が開いていたが、虫ではなく、木が病気の部分を枯らして落としていた!!葉自身が被害患部を落とし、病気の拡大を防いでいる!
・テントウムシは、アブラムシを1日に5匹ぐらいしか食べない。それに比べ、ハエ・アブの幼虫がアブラムシをたくさん食べてくれる。
・昭和30年代と比べ現代は、ガンが3倍に増えている。
・日本は農薬使用量が世界1位。続いて、韓国、オランダ、イタリア。
・中国国内用の野菜には農薬を使っていない。
・除草剤使用量は日本が断トツ世界1位。アメリカの7倍。
・韓国では除草剤を使わない政策に転換し、日本の草刈り機が売れている。
・木村さんの畑では、地表と地下50cmでの温度差が0.4℃。ドイツの畑は10℃の差。
・トウモロコシの間に大豆を植えると肥料がいらない。
・作物に肥料を与えるとアブラムシがつく。
・トマトは横に植える。5~10mは伸びる。
・次のように並べて植える-[小麦][大豆][野菜][大豆][小麦]
すると小麦が残った農薬などを吸収してくれ、大豆が栄養を補ってくれる。
・ガブリダニが作物に悪いダニを食べて、役に立ってくれている。
・お米では、自然栽培にすると3年目に収量が落ち、それからあがっていく。
・田んぼの乾燥した土を荒く耕す。そうすると、隙間ができる。
・田植えしてから10日以内にチェーンで除草する。
・除草するときに、1回目のチェーンは細く、2回目は太いものを使用する。
・バクテリアのおかげで土の温度が上がる。
・自然農法の稲ははじめは生育が悪い。