心に響いた言葉

当たり前になっていくことが成長すること。
自分がごくごく当たり前の、取るに足らない存在だってことを、どれくらい受け入れられるか。
そして自分が当たり前であるということを、とことん受け入れたとき、とことん本当に受け入れたときですよ、そのときは「自分」なんて呼べるものを超えてしまいます。
自分というものは、結局「特別さ」ですからね、それはもうなくなっています。
自分というものを超えると、これはパラドックス、逆説なんですが、それはもう、とてつもなくかけがえのない、宇宙の宝のような、本当の自分はそういう存在だったってことを見いだすわけですよ。
それで、ありがたいありがたいって言うわけです。
こんな自分だったのにって。
特別な人から入って、特別になるんじゃないんです。
当たり前な人から入って、特別になるんです。

「一瞬で幸せになる方法」P88