心に響いた言葉

本当はね「そのままの自分」に、「いい」も「悪い」もないんだよ。
ただ、そういう人なんだ。
「いい」「悪い」ってのは、それを見た側の「主観・評価」だよ。
その「主観・評価」によってあらわにされるのは、「真実」でも「評価される側の人間性」でもない。「評価する側の人間性」なんだ。
でも、そのことに気づいていない人は、自分に対する「人からの評価」を気にしてしまったりする。
「そのままの自分で受け入れてもらえる自信がない」と、こうなってしまうんだ。
そして、その気持ちこそが、エージェント(自我)の仕掛けた洗脳によるものなんだ。
誰かと「比較」することによって生まれた「私は劣っている・なにかが欠けている」だとか、「このままでは認めてもらえない・受け入れてもらえない」という不安がもととなり、人は「演技」をするようになる。
それは、自分本来の「個性(何の手も加えない、そのままの状態が一番の『個性』だよね)」を受け入れず、自分ではないモノになろうとする努力だ。

「あの世に聞いた、この世の仕組み」P244