心に響いた言葉

病後にはじめて、私は自分の運命を肯定することがいかに大切か分かった。
このようにして私は、どんなに不可解なことが起こっても、それを拒むことのない自我を鍛えた。
つまりそれは、真実に耐える自我であって、それは世界や運命と比べても遜色がない。
かくして、敗北をも勝利と体験する。

ユング自伝2」P136