心に響いた言葉

喪失によって、痛みや寂寥感を感じたときは、その感情を否定したり、無視したりしてはなりません。
怒り、恐れ、憤怒、自己憐憫といった感情がこみあげてきたら、自分に被害者役をあてがっているサインです。
そこにあるのは、心にぽっかりと空いた穴、空っぽのスペースです。
この、つかみどころのない空虚な感覚と対峙し、それを受け入れることができますか?
それができたなら、心の穴は、もはやあなたにとって、敵ではありません。
この受容によって、予想もしなかった平和の思いが、心の泉からあふれだすかもしれません。

「世界でいちばん古くて大切なスピリチュアルの教え」P189