心に響いた言葉

病気によってわたしに明らかになったことがあった。
それを公式的に表現すると、事物をあるがままに肯定するといえよう。
つまり、主観によって逆らうことなく、在るものを無条件に「その通り(イエス)」といえることである。
実在するものの諸条件を、私の見たままに、私がそれを理解したように受け入れる。
そして私自身の本質も、私がたまたまそうであるように、受けとる。

ユング自伝2」P135