心に響いた言葉

もし誰かが、あなたを傷つける意図で、何か気にさわることを言ったとしましょう。
そんなときには、攻撃、防衛、カラに閉じこもる、などの無意識なリアクションをして、ネガティブ性をつくるかわりに、その言葉が、すーっと、自分を通り抜けていくところをイメージするのです。
抵抗はすべて手放しましょう。
それは言うなれば、「もう誰も、私を傷つけることはできない」という心境です。
これこそが、ほんとうの「許し」なのです。
この許しをしていれば、私たちは、「もろく」ありません。
はがねのごとく強靱でいられるのです。

「さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる」P257