心に響いた言葉

「すでにそうであるもの」を、ありのままに受け入れると、いくらかは、状況から自由になれるものです。
たとえば、人間関係に「不調和がある」という事実に「気づき」、その「気づき」をしっかりと胸に刻むと、「不調和がある、ということを知る」、という新しい事実が加わるため、不調和は変わらざるを得なくなります。
「私の心の状態は、平和ではない」と知ることによって、その「気づき」が、クリーンなスペースをつくり、「非・平和」を愛でつつんで、「平和」に変容するのです。

「さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる」P211