心に響いた言葉

「わたしは、被害者です」というアイデンティティは、「『いま』よりも、過去のほうがパワーを持っている」という信念に基づいています。
ということは、他者や、他者のしたことが、現在の自分の、感情的な痛みの原因であり、「ほんとうの自分」でいられないことに責任を負っていると信じていることになります。
しかし、これは真実ではありません。
「唯一のパワーは『いま、この瞬間』以外には存在しない」というのが、事実なのです。

「さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる」P225