心に響いた言葉

そもそも「さとる」とはどういうことなのでしょうか?
私が学んだことは、「枠をはずす」あるいは「限界を設けない」そして「すべてを愛する」ということだと思うのです。
「こうあるべきだ」「何々でなければならない」「これは正しくて、あれは誤りだ」「この方が上だ」「この方が得をする」「勝つ方がいい」というような自分の体の中に深く根を張っている判断基準に一つひとつ気がついて、
「この世にはなんでもあり得る」
「良いも悪いもない」
「さとってもさとらなくてもいい」
「今の自分が最高」
「この世はこのままですばらしい」
ということが体の中から湧き上がってくることではないでしょうか。

「なまけ者のさとり方」訳者あとがき