「アシジの丘」を読んで

石の文化のおかげで、おそらく中世からあまり変わらないであろう景色を今も眺めることができる。
「清貧」という言葉がしみ出てくるような風景だ。載っている写真は、導きを受けて撮ることが出来たというが、どれも落ち着いた感じを受けた。水飲み場の写真は、天使が写っていそうだった。
自分の濁ったフィルターからは、うまく見ることができないようなもどかしさを感じる。
聖フランチェスコとクララはどんな関係だったのだろうか。男女の愛をも超えた強い絆があったような気がする。