ホテル最後の夜

いよいよホテルぐらし最後の夜になった。
振り返ってみるとあっという間という気もする。
そもそも、今しかないから、過去を振り返るとそう感じるのかもしれないが。
 
ホテルに泊まりながら仕事に行くのはストレスが溜まりがちだが、休日で自由があると、そうでもない。
 
狭いホテルの部屋だと、隅にバンカーズボックスを一つ置いただけでも、その影響を感じる。
 
隅に物を置くぐらい、邪魔にならないからなんてことないと思っていたが、何もない空間というものがこれほど大事だとは思わなかった。
 
置いたものの波動というか、影響が、狭い部屋だと実感する。
 
一瞬でも、とりあえず置かずに片付けることによって、気持ちいい空間が保たれる。
 
郷ひろみが、運気を下げたくないので、ちょっと家に戻った時でも、靴を下駄箱にしまっていたのを思い出す。
 
運気を上げるというのは、自分の気持ちを上げる、気持ちの良い空間を保つということのような気がする。
 
家に戻った時にも、意識していこうと思う。